ウィルコジョンソンがドクターフィールグッドを脱退したのが‘78年、その後、ソロ活動を始めた。

‘93年、リーブリローの病気により、フィールグッドの来日公演が中止になった。
しばらくしたら、ウィルコのファンクラブから、
「リーの病気は相当、重いらしい。フィールグッドは、もうお終いだ…」
と珍しく感傷的なウィルコ自身のコメントが届いた。

ああ、喧嘩別れのように辞めたバンドでも、やっぱりウィルコは、リーやフィールグッドのことを気にかけてたんだと、胸が熱くなったのを覚えている。

それでも、二人は再会せずに‘94年にリーは亡くなった。

キャンベイという狭い町で同じ音楽の仕事をして、共通の友達も多かったろうに、最後までお互いに意地を張って避け合ってたウィルコとリー…

なんという不器用な奴等なんだと切なくなった。
あれから17年経つけど、いつもウィルコとリーの関係について考えていた。

ウィルコは今回の映画で初めて、振り返る事が出来たと言う。
フィールグッドをきれいな思い出だけにして、嫌な事、辛かった事を心の中で封印していたと言う。
試写会で、リーの隣でギターを弾く自分の姿を見て泣いてしまったと言う。

本当に馬鹿だ。
リーも馬鹿だけど、ウィルコも馬鹿だ!