私は、あんまり日本のロックを聴かない。
理由は色々あるんやけど、一番の問題は、歌詞が鼻についてしまい、恥ずかしくて聴いとれんくなってしまうのだ。
要するに、歌詞が曲の邪魔をしとるんやな。

だから、かえってプロの作詩家が書いた、演歌や歌謡曲の方が聴きやすかったりする。

とは言っても、日本のロックでも、いい詩を書く人は時々いる。
例えば、こんな詩やけど…



君がとっても上品で、頭のいい娘だなんて
そんな事など、俺にとっては、ほんの些細な事なんだ

君の便りを読む度に、退屈過ぎて、気が狂いそう
病気見舞いじゃあるまいし、それとも恋を知らないの

それよりもっと
素敵な恋が
熱い熱い口付けが
俺も好きだし
君だって
きっと一番似合うはず

分かってるなら、言わないで
俺が君に望むのは
そんな疲れる台詞じゃなくて
心を込めて

アイラヴユー!



サンハウスやシーナ&ロケット(鮎川のソロやったかな?)が演ってたアイラヴユーって歌なんやけど……
こういう当たり前の言葉を使って、なおかつ説得力があるってのが、一番いいと思うわけですよ、私は!